赤穂の所属する横浜光ジムが東京都内のホテルで記者会見を開き、WBO9位、IBF14位の赤穂亮(39勝2敗2分け)と前WBOバンタム級王者で元WBO2位のジョンリール・カシメロ(31勝4敗)の対戦が決まったことを明らかにしました。
対戦は12月3日に韓国・仁川で行われ、二人はスーパーバンタム級ノンタイトル戦10回戦で激突します。
記者会見に出席した赤穂は、カシメロの好戦的なボクシングのスタイルはお互い「かみ合う」とし、カシメロのディフェンス力は要注意としながらも、「スタミナは自分の方が有利だと思う」と述べました。「おそらく、普通に勝てると思う」と自信を見せました。
ビデオメッセージに登場したカシメロは、「いつでも、何処でも俺は戦える。場所なんて関係ない。対戦相手の家でも倒せる。」、「赤穂に勝ったら井上尚弥とやりたい」と述べています。
赤穂は元東洋太平洋スーパーフライ級王座、元日本バンタム級王者「華麗なる倒し屋」という異名をもち、世界には過去2回挑戦しています。2015年8月のWBO世界バンタム級王座決定戦でプンルアンに敗れて以降7年間は負けなしで13連勝中です。
対戦相手のカシメロはライトフライ級、フライ級、バンタム級で世界3階級を達成しています。2020年5月には当時WBAスーパー、IBE統一バンタム級王者の井上尚弥と3団体王座統一戦が決まったものの、新型コロナウィルスの影響により対戦が中止となっています。
井上をたびたび挑発し「問題児」としても知られるカシメロは、昨年12月はポール・バトラーとのWBO防衛戦を体調不良により試合前日の計量に姿を見せず、試合中止となりました。そして再設定された今年4月の試合ではガイドライン違反を起こし試合中止となりました。
これらの度重なる試合中止により、カシメロはWBO王座を剥奪されています。
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ニュースソース
: https://www.sanspo.com/article/20221017-ZBS6ZBXC3NOR7NZCDQCSZPH24I/
: https://www.gmanetwork.com/news/sports/boxing/848308/casimero-vs-akaho-announced-for-december-3/story/