ブックメーカーとは、欧米における「賭けを受け付ける胴元」である。ブッキー、スポーツブックとも呼ばれる。台帳(book)をつける人、から由来しており、店舗を構えて運営しているブックメーカー、ネット上で運営しているブックメーカーとがある…
配当(払い戻し)はブックメーカー方式とパリミュチュエル方式があり、日本の競馬やその他スポーツの賭けによる払い戻しはパリミュチュエル方式で行われ、一般的にブックメーカー方式の方が胴元の取り分は少ない。
日本から海外のブックメーカーで賭けを行う際の違法性はオンラインカジノの違法性と同じだが、これまでブックメーカーで賭けを行った者が逮捕された前例はない。
オンラインカジノでの逮捕は、そのほとんどが闇カジノ(ライセンスを持たず日本国内で運営)の摘発である。
1件の例ではオンラインカジノが日本で登場して間もない頃に3人が逮捕され、このうち二人が略式起訴で「罰金刑-単純賭博罪」を受け入れたが、残りの一人が裁判で争う姿勢を見せると「不起訴」となった。これは、現在オンラインギャンブルの法律のない日本が裁判で争った場合、法で裁くのは困難だとする検察側の判断と言われている。
また、最近ではYouTubeでオンラインカジノの動画配信を行っていた自称ユーチューバーが逮捕されたが、この男性も略式起訴で「単純賭博罪」を受け入れて罰金刑でおわっており、裁判には発展していない。
👩🏫さらに詳しく知りたい! |
ブックメーカーもオンラインカジノと同じ立ち位置にあり、日本で賭けが提供されているオンラインブックメーカーはオンラインギャンブルに分類される。海外運営のライセンスを持つオンラインブックメーカーは現地法に基づき合法に運営されており、これら胴元を日本の法律で裁くことはできない。
そんな合法に運営しているブックメーカーで賭けを行うベッターも、法がないため裁判で裁くことができるのか、という疑問がある。
オンラインポーカーもオンラインカジノとオンラインブックメーカーと同じ立ち位置にある。
"ブックメーカー"は英語で "Bookmaker"