ブラックジャックにはべーシックストラテジーというものがあり、ギャンブル界では広く知られています。
このベーシックストラテジーは1950年代初頭、「黙示録の四騎士」と呼ばれた4人の米国陸軍技術者によって考案されました。
技術者たちは統計学の専門誌に研究成果を発表したところ、ある数学者の興味を引きました。その数学者は、4人の技術者たちが考案した「ブラックジャックの最適なプレイ」をコンピューターでテストし、ほぼ正確であることを確認しています。
そう、ブラックジャックのベーシックストラテジーとは、自分のカードとディーラーのアップカードに対して「最も最適なプレイ」を提案したもの。
ブラックジャックをプレイするなら、覚えておくと必ず役立つストラテジーです。
ブラックジャックベーシックストラテジーといわれるくらいですから、ブラックジャック専用に使えるストラテジーです。
ブラックジャックに似たゲームでポントゥーン(ポンツーン)というゲームがあります。
ポントゥーンのルールはブラックジャックを少し変えただけですが、ディーラーの2枚のカードはどちらもフェイスダウンで見えないことから、ブラックジャックのベーシックストラテジーを応用することはできません。
以下のようにベーシックストラテジーチャートという表があります。
あなたとディーラーのカードを照らし合わせ、このチャートが示すようにヒットするか、スタンドするか、スプリットすべきか、ダブルダウンすべきかに従ってプレイするのみ。
全て覚えるのは時間がかかるかもしれませんが、ブラックジャックを長くプレイしている方ならほとんどこのストラテジーチャートと似たようなプレイの仕方になっているのでは?
このチャートで肝心なのは、あなたのカードが微妙な数字(12~16)の場合に、ディーラーのカードによってどのアクションが適切なのかだけを知ることです。
すべて覚えるのが困難なら、肝心な部分だけを覚えておくと良いですよ♪
ベーシックストラテジーは厳密な計算とシミュレーションの産物。
これまで何度もコンピューターでテストされていて、その効率性は議論の余地がありません。
ベーシックストラテジーを無視して勘でプレイをした場合、長期的には大きな損失を抱える可能性が高いでしょう。
かく言うワタクシは、ストラテジーなるものは全く信じないギャンブラーでした。ブラックジャックのベーシックストラテジーも、見向きもしながったのです。
ランドカジノに通いつめ、プレイをしながら自身でベストなプレイ方法を模索していきました。
ライターとして働き始め、ベーシックストラテジーについて書くことになった際、初めてベーシックストラテジーを見たのです。
すると・・・
ワタクシのプレイの仕方とほとんど一緒だわ!!!と驚愕。
初めから見ていれば、時間をお金を節約できたのに・・・ね。
ベーシックストラテジー通りにプレイすれば勝つと保証されているわけではありませんが、損失を最小限に抑えるために役立つのは確かです。
損失を最小限に抑えられるからといって、チャート通りにプレイするのは味気ないもの。
さらには、適切なストラテジーであって、勝つストラテジーではありません。
やはり勝つには、このストラテジーとあなたの「才能」を組み合わせる必要があります。
まったく違反にはなりません。
ブラックジャックを長くプレイしているプレイヤーさんなら、確率を考えるとこのベーシックストラテジーが進めるアクションに辿り着くはずですからね。
このストラテジーからかけ離れたプレイをしていると、遅かれ早かれ損失は拡大します。
ワタクシも長いプレイの中で自分自身で確立したストラテジーはこの基本ストラテジーとほぼ同じなため、ブラックジャックプレイヤーなら最終的にこのチャートと近いものに到着するでしょう。
それを踏まえると、利益を求める方ならこのチャートの確率に基づいたプレイの方法を知ることは皆に必須です。
ベーシックストラテジーはゲームの基本的な原理とパターンに基づいているので、信頼して従うことができる戦略であるのは確かです。
しかしワタクシを含め、みなさんもブラックジャックで損失を抑えるプレイをしたいのではなく(もちろん肝心な部分ではありますが)、勝つプレイをしたいはず。
そこで、ベーシックストラテジーにほぼ従いながらも、ある時はより保守的に(ヒットと言われているところもスタンドする)、そしてフラットベット(毎回同じ額をベットする)を避け、良い予感がする時はベット額を上げるなどのプレイ方法が【勝つ】秘訣になるとワタクシは考えます。
べーシックストラテジーとあなたのひらめき、そしてベット額を上下してブラックジャックで勝利してくださいね♪