2002年からライセンスの発行をしている、老舗ライセンス発行元。正式名称はCagayan Economic Zone Authorityとなっており、頭文字を取って「CEZA」とも呼ばれています。オンラインカジノのページに「CEZA」のロゴを見かけたら、カガヤンライセンスを持っているオンラインカジノです。
もともとCEZAは1997年にフィリピンのカガヤン州の開発のために設立された国営企業であることから、アジアを拠点とする多くのオンラインカジノがカガヤンライセンスを取得していますが、年々、カガヤンライセンスを取得するオンラインカジノは減少しています。
以前、カガヤンライセンスを持つオンラインカジノが不払いで閉鎖した際、ライセンサーとして紛争解決に介入することはありませんでした。このような点から少々信頼度は下がったようです。
また、フィンテック、仮想通貨、ブロックチェーンを運営する場合もCEZAライセンスを取得することができますが、莫大なライセンス料と、2年以内にCEZAへ100万ドルの送金をしなくてはならないなど、条件が厳しくなっています。
ところが、CEZAライセンスを取得して可能になる事業内容は具体性を欠いたものという声もあり、このような事からCEZAライセンスを取得するオペレーターも減少しているのかもしれません。
以前は777Baby/ラッキーベイビーがカガヤンライセンスの下、運営していましたが、現在はキャラソーライセンスに移行しています。
その他にもジパング、ハッピースター(ジャパンギャンブラーズでは紹介していませんが)カジノもカガヤンライセンスを持っていましたが、現在はキュラソーライセンスを取得して運営しています。