オンラインカジノでこれからプレイしてみようとお考えの方の中には、ライブカジノってなんだ?と疑問に思っている方もいらっしゃることでしょう。
オンラインカジノのテーブルゲームには、画面の向こうで本物のディーラーがゲームを進行してくれ、海外のカジノと同じ雰囲気でプレイを楽しめるライブテーブルと、グラフィックソフトウェアのRNGテーブルゲームとがあります。
バカラやブラックジャックなど、昔から親しまれてきたカジノのクラシックゲームともいえるテーブルゲームが好きな方、カジノの雰囲気が好きで海外のカジノをよく訪れていた方にはこのライブカジノがおすすめです!
ライブカジノとRNGテーブルでは何が違うのでしょうか?
カジノゲームにはハウスエッジ(胴元の取り分)というものがあります。ゲームの性質上、カジノに必ず利益が上がるような勝率になっているのです。
これは長くプレイをするほど、回数を重ねるごとにこの確立に近づきます。
例えば、コインの表と裏に出目をみるとします。5回コインを投げた結果は表か裏のどちらかに偏る可能性がありますが、100回投げるとほぼ半々の出目となるでしょう。
ではコインが少し曲がっていたとしたらどうでしょう?どちらかに偏るはずです。5回投げた結果はほぼ半々となるかも知れませんが、100回投げればどちらかに偏りがでていることがわかります。
ハウスエッジとは、そういうこと。
このハウスエッジは理論的にはライブカジノもRNGゲームも同じと思えますが、RNG(乱数生成器)がプログラムされているグラフィックソフトウェアのテーブルゲームは、理論上のRTP(プレイヤーへの還元率)があり、ランダムにカードが配られています。
しかしシャッフルタイムがないことから、デッキの終わりが見えないのはプレイヤーにとってややデメリットになるのでは。理論上のRTPはあくまで平均的なものであり、あなたの賭け方でRTPは変わります。
また、ライブカジノはディーラーが実際にカードを配り、プレイヤーたちが考える時間があるのでゆっくりとゲームが進行しますが、RNGテーブルゲームはクリックするだけで瞬時にカードが配られ、プレイヤーもあなただけなのでスピーディなプレイが可能となっています。
オンライン上のライブカジノだからといって、海外のカジノと違うことは何もありません。
バカラ、ブラックジャック、ルーレット、そしてクラップスまで、ランドカジノにあるゲームが全てオンライン上でプレイできます。
いえ、ランドカジノ以上のゲームラインナップと言えます。
それでは代表的なテーブルゲームとその基本戦略をご紹介します。
日本人プレイヤーにも最も人気のあるゲームです。
「バンカー」と「プレイヤー」のどちらが勝つか、もしくは「タイ(引き分け)」になるかを予想します。
運に左右されがちなバカラは、より9に近い方が勝利となります。
シンプルでありながら、カードが開かれる際にはハラハラ、ドキドキ感を味わえることができるゲームです。
プントバンコって何だろうと見てみたら、バカラと何が違うの?と疑問に思っている方もいらっしゃることでしょう。
結論から申し上げますと、同じです。
バカラはイタリアからフランスに伝わったと考えられており、プントバンコはイタリア語、バカラはフランス語です。
テーブルの大きさや名称が変わりますが、プレイ方法は変わりません。
運に左右されるゲームと言いましたが、「バンカー」と「プレイヤー」の勝率は50/50だと考えている方は間違いです。
まずは「タイ」があるので、ここがカジノの取り分が捻出される場所でもあります。「タイ」を考慮しなければ「バンカー」と「プレイヤー」の勝率は50/50だと考えると、これも違います。
バカラは、まず「プレイヤー」の2枚のカードの値によって3枚目のカードの有無が決まります。「バンカー」は2枚のカード、そして「プレイヤー」のカードの値によって3枚目のカードの有無が決まります。
これらのゲームの性質を数学的に考えると、僅かに「バンカー」の勝率の方が高いのです。
そのため、カジノはプレイヤーたちに「バンカー」に賭けて勝たれる場合のことを考え、バンカーで勝利した際には5%のコミッション(手数料)を取っているのです。
というわけで、「バンカー」が勝つ確率の方が高いことを知ってプレイすると、勝率は上がるかもしれません。
ブラックジャックはカジノゲームの中で最もハウスエッジの低いゲーム。
ワタクシもランドカジノではブラックジャックばかリプレイしていました。
ブラックジャックの楽しみは、カードを引くか引かないか、あなたの「意思」が関係してくるゲームです。
ディーラーを相手に、より21に近い方が勝利となります。
あなたの読みが良ければ最も勝てるカジノゲームと言っても過言ではありません。
ポントゥーンはブラックジャックの変形版。
同じく21に近い方が勝利となりますが、ブラックジャックとの違いはアクションの名称、ディーラーのカードは2枚とも伏せたまま、そしてカジノによって10のカードを使用しないことや、デッキ数も様々です。
また、引き分けがない、ダブルダウンした場合でもカードを引ける、5枚のカードでバーストしなければディーラーのカードに関係なく勝利、などといった細かな違いが多くあります。
ブラックジャックには広く知られる基本戦略というものが存在します。
この基本戦略とは、自分のカードに対しディーラーのアップカードによってスタンドしろ、ヒットしろ、スピリットしろ、ダブルダウンしろ、と促すもので、確率をもとにした戦略です。
ワタクシ、この基本戦略は信じず、目も向けずひたすらランドカジノで高い授業料を払いながら時間をかけて自分なりの戦略を作り上げていったのですが、ずっと後になって基本戦略を「見るだけ見てみるか」と確認したら、ほぼワタクシが行っている戦略と同じだったのです・・・
早く見ておけば高い授業料払わなくて済んだのにねw 回収に時間がかかるったらありゃしないw
この基本戦略は参考になるので、目を通しておくといいですよ。
ルールを知らなくても、テーブルを見ればプレイ方法が分かるのがルーレット。
初心者から経験者まで、皆が気軽に楽しむことができます。
ボールがルーレット版を回り、数字に落ちる瞬間はドキドキするもの。
賭け方は赤黒、偶数奇数、4つの数字や2つの数字にまとめて賭けたり、1つの数字に賭けたりといろいろあり、賭ける場所によって配当も異なります。
みんなラッキーナンバーを持っているようで、ルーレットをする際にはその番号に必ず賭ける、という人も多いようです。
アメリカンルーレットには0と00があり、ヨーロピアン、フレンチルーレットには0のみです。アメリカンはたった1ナンバー多いだけ、と思っても、長くプレイすれば影響してきます。
選択があるならヨーロピアンルーレットを選び、フレンチルーレットが見つかればアンプリゾンという他のルーレットにはないお得なルールがあるので特におすすめ。
ルーレット盤によっては傾きがあることもあり、そんなテーブルを見つけたら是非プレイしてみましょ♪
また、システムベット法を使うプレイヤーさんも多いですね。
ライブカジノでプレイできるポーカーは、子供の頃プレイしていた、配られた5枚のカードの中から何枚かを交換できるといったルールのオアシスポーカー、5枚のカードで交換ナシのスタッドポーカー、5枚の代わりに3枚で勝負する3カードポーカーなど、ポーカーにもいろんな種類があります。
また、最近日本人プレイヤーも増えてきたテキサスホールデムポーカー(プレイヤー同士のプレイ)をカジノに応用したホールデムポーカーもあります。
5枚のカードが配られて交換ナシ、ディーラーの1枚のフェイスアップカードで勝負するかをどうかを決めるスタッドポーカーは、ハウスエッジが高く初心者にはお勧めしません。
ちょっとプレイするだけならOKですが、長くプレイすると損失となります。
こちらに何の役がなくても、ディーラーには特定の役以上がない限り払い戻しがあることを狙って勝負すべし!
テーブルを囲んでプレイヤー同士が和気あいあいとクラップスを楽しんでいるシーンを、映画の中で見かけた方もいるのでは。
プレイヤーがダイスを投げることができ、賭けているプレイヤーたちはその出目を祈りながら見守るため、盛り上がりやすいゲームです。しかしラスベガスではクラップステーブルを見たものの、ヨーロッパのランドカジノではめったに見かけません。
そんなクラップスだって、オンラインカジノではプレイ可能です♪
オンラインではダイスを投げることができないのがちょっと残念ですが、パスラインかドント・パス以外のベットはハウスエッジが高く、ギャンブルなベットとなります。
ゾロ目や特定の数字にベットするのはひらめいた時のみ、他はパスラインかドント・パスでプレイしていれば基本的に勝率の良いゲームです。
マネーホイールとは、賞金の書かれたまるいホイールを回し、止まった針が指す場所に賭けていれば配当があるというゲーム。
ライブカジノで人気のマネーホイールゲームは、「ドリーム・キャッチャー」「モノポリー」「クレイジー・タイム」などがあります。
シンプルで誰にでもわかるルール、しかし飽きさせないよう特別な機能を持たせた「チャンス」的な区画もあり、おしゃべりいっぱいのプレゼンターが楽しさを増してくれます。
まさに運任せのゲームです。しかしマネーホイールの区画の賞金分割を考えると、RTPは90.57%~96.58%とカジノゲームの中でも決して良い方ではありません。
良い時にやっとスロットと同じRTPといったところ。
攻略法と言うよりリスクマネージメントですが、最も低い配当はマネーホイールの広域を占めているため、最小配当ともう一つのベットを組み合わせてプレイする、というのも手かも。
サポートで働いていたころ、ライブカジノのエボリューションゲーミングから2回、プレイヤーさんへ払戻金の連絡がありました。「アカウントへの返金をお願いします」とのことでした。
返金のお知らせをプレイヤーさんにしたところ、どちらのプレイヤーさんも自身は気付かなかったそうです。一人はルーレットの配当が間違って支払われたので足りなかった額、$2を追加で払い戻したというケース。
もう一人はVIPプレイヤーさんで、ブラックジャックのプレイ中、カードが配られた後に回線が切断されたそう。プレイヤーさんはその時のプレイが勝ったのか負けたのかを見ることができなったそうなのですが、残高が増えていなかったから負けたんだろうと思っていたそうです。
しかし回線の切断はエボリューション側にあったらしく、この時のハンドを「勝ち」とみなし、考えうる最大払い戻し金(ダブルダウンして勝利したと推定)$600をプレイヤーさんに支払いました。
プレイヤーさん自身も気付いていなかったエラーをエボリューション側は見つけ、支払いをするところなど良心的だな、と感心したものです。
そもそもイカサマをしなくても利益のあるカジノと、ゲームをレンタルしているゲームプロバイダー。両社共に規制に反することをし、ライセンスを剥奪されるほうがダメージは大きいことを考えると、イカサマはないことはわかります。
それでも「ええええーーーっ、この展開で負けって、イカサマ以外ないでしょ?!」と疑いたい時もありますが、そもそもカジノゲームにはそんなことよくある話です。ランドカジノでも、ね。
海外のカジノでプレイしたことのある方は、同じような気分でプレイできるライブカジノ。
機会があったら海外のカジノに行ってみたい、もしくは日本にカジノが出来たら行ってみたいと考えている人には軽いウォーミングアップになります。
娯楽として楽しむにも、ガッチリ稼ごうと考えている人にもおすすめです。
今や世界中のオンラインカジノで大人気のライブカジノですが、まだライブゲームをプレイしたことがないという方、各ゲームのルールはすぐに覚えられるので是非プレイしてみてくださいね♪