オンラインカジノで欠かせないRNG=ランダムナンバージェネレーター。オンラインカジノでスロットやグラフィックのテーブルゲーム(以下RNGテーブルゲームと呼びます)が好きな人は聞いたことがあるのではないでしょうか? 日本語では乱数発生器と訳されます。
このRNGは私たちプレイヤーが公正にプレイするためには欠かせないものなのです。
なんだか難しそうな言葉ですが、RNGとは平たく言うと、常に異なる数値を発生させるシステムのことです。RNGはオンラインカジノのスロットやRNGテーブルゲームにプログラムされています。
スロットではリールにどのシンボルが止まるかは、このRNGによりランダムに生成された数値によって決まります。RNGテーブルゲームにおいてはRNGがプログラムされたカジノソフトウェアがシャッフルしています。
RNGは特定のパターンの繰り返しを避け、毎回異なる結果になるように作られています。
完全にランダムに数値を生み出すため、ゲームの結果を改ざんすることを防ぐ役割を担っています。RNGはプレイヤーの公正なプレイを約束するものです。また、オンラインカジノがRNGを使用するのと同じく、ゲームプロバイダーもゲームの公平性を確保するためにRNGを取り入れています。
また、カジノ側にもRNGは必要不可欠なものです。もしもRNGがなく、特定のゲームにパターンがあった場合、プレイヤーにそのパターンを発見されてしまう可能性が出てきます。そうなるとカジノは大赤字となりいずれは存続できなくなるでしょう。
RNGはハウスエッジ=カジノ側の取り分、を一定に保つ役割もしています。RNGがプログラムされているがゆえにカジノ運営側も安心して運営でき、安定的にハウスエッジを確保できています。プレイヤー、オンラインカジノともにウィンウィンなのです。
ハウスエッジがコントロールされているという話をしましたが、ということはもちろんRTP(還元率、ペイアウト率のこと)、そしてヒット率(ペイアウトが発生する割合のこと)もRNGにより制御されています。
RTPは、例えばRTPが96%だとすると$100ベットしたうち$96分はプレイヤーにペイアウトとして戻ってくる、という意味です。RTPが同じスロットで、ヒット率が高いものとヒット率が低いものを比べた場合、ヒット率が高いものはペイアウト自体は頻繁に発生するけれど、毎回のペイアウトは大きいものになりづらいということを意味し、ヒット率が低いものはペイアウトの頻度は少ないけれど、一回のペイアウトは大きくなる傾向にあります。一般的に、低ボラティリティスロットはヒット率が高く、高ボラティリティスロットは、ヒット率は低くなります。
RNGには「疑似乱数RNG」と「ハードウェアRNG」の二種類があります。どちらも乱数を発生させるという目的は同じです。
オンラインカジノでは物理的なデバイスではなく、ソフトウェアである疑似乱数RNGが利用されているのに対し、ランドカジノではThe True Random Number Generator とも呼ばれる、物理的にマシンの内部に設置、接続されたハードウェアRNGが使用されます。
先ほどRNGはカジノ側にも不可欠だというお話をしましたが、そもそもRNGがなければオンラインカジノそのものの運営を始められないようになっています。
オンラインカジノが合法的に運営するためには運営ライセンスが欠かせません。世界的に権威があり信頼されているライセンス発行機関にライセンスを申請する際、申請料さえ払えば運営ライセンスが下りるというものではないのです。カジノ運営会社の経済状況、経営管理、顧客データの保護は確保されているかなどに加え、RNGが導入されているかもチェックされ、ゲームが公正でランダムであることを保証する必要があります。
ゲームの公正さとランダム性を証明するため、オンラインカジノはライセンス発行機関からは独立した監査会社にRNGの監査を依頼します。RNGは厳しいテストを受け、公正さであると判断された場合、RGN証明書が発行されます。
プレイヤーが安心してプレイをするために欠かせないRNG。そして同時にオンラインカジノにとっても健全な会社の存続になくてはならないものであることがわかりました。
RNGの存在によりスキルやプレイするスピードなどは関係なく勝敗は決まってしまいますが、しかし私たちプレイヤーがすべてコントロールできないかというとそんなことはありません。私たちはみんなブレインをもっています😎 ダメだと思えば損切りし、勝てば勝ち逃げし、ハイボラスロット、ローボラスロットを状況によってうまく使い分けたりしていますよね。
ジャパンギャンブラーズでは皆さんのオンラインカジノライフを応援すべく、戦略の数々についても考察していきます。
ギャンブルは賢く、安全に楽しみましょうね!