技術の進歩とともに昨今ますます【バーチャル】という言葉を耳にすることが多くなってきた気がします。バーチャルとは「仮想」を表す言葉。バーチャルリアリティ:仮想現実によって存在しないものがあたかもそこにあるかのように感じられることを指します。
バーチャルスポーツは文字通り、仮想的なスポーツのことであり、コンピューター上で行われるスポーツです。
バーチャルスポーツといえば、特殊なゴーグルをかけ、自分自身が実際にプレイしているような体験ができるものを思い浮かべる人も多いかもしれませんね。もちろんそれもバーチャルスポーツなのですが、ここで取り上げるブックメーカーやカジノで遊ぶことのできるバーチャルスポーツは、コンピューターにより作られた仮想のスポーツ試合にベットするものを指します。
混同されがちなのが、eスポーツとファンタジースポーツです。実際、ブックメーカーやカジノのサポートさんでも勘違いしているのかな?という人を時々見かけます。
eスポーツは「エレクトロニックスポーツ」の略で、ビデオゲームやコンピューターゲームを使い、個人、またはチームで対戦をする競技のことです。他の一般的なスポーツと同じように実際にプレイしているのは現実世界の人です。
最近ではeスポーツはニュースで取り上げられることも多く、よく日本でも知られるようになってきました。海外では有名な国際大会は大きな会場で試合が繰り広げられ、賞金総額が運十億円にも上ることで話題になっています。
ブックメーカーでは多くのeスポーツの試合にベットすることができ、取り扱うタイトルも年々増加しています。他のスポーツと同じようにたくさんのベットの仕方を楽しむことができます。
ファンタジースポーツの「ファンタジー」も、「空想の」や「架空の」などと訳されるし、現実に存在しない世界のことだから確かに意味がかぶる・・・。でもファンタジースポーツは、現実にいるスポーツ選手を自由に組み合わせて架空のチームを作り、選んだ選手たちの実際の試合でのパフォーマンスにより勝敗が決まる、というゲームです。
eスポーツもファンタジースポーツも、現実にいる選手の実績やコンディション、癖など研究し、自分のベットに生かす楽しみがあります。一方でバーチャルスポーツは選手も完全に架空の人物なので過去の実績などやコンディションを参考にするということはできません。(バーチャル上の実績などは見ることができますが・・)
逆に言うと、バーチャルスポーツでは賭けたいスポーツ自体の知識、そして選手やチームの知識などもほぼ必要ないため、気軽にベットできるとも言えますね。
ブックメーカーによって提供されているスポーツの種類は異なりますが、主なバーチャルスポーツは以下になります。
スポーツにもよりますが、まるで本物の選手がプレイしているかのようにリアルで、迫力も満点です。ほんと、グラフィックがすごくて、まじまじと見入ってしまうほどのクオリティ。観客の描写も細かく、音楽もそれっぽい。
競技によっては賭け方の種類も多く用意されています。現実のスポーツのようにアンダーやオーバー、ハンディキャップ、もちろん基本の1×2でもベットできます。
バーチャルスポーツはいくらリアルに作りこまれているとはいえ、普段私たちが観戦する現実のスポーツ試合ではありません。ベットをするにも大きな違いがあります。
ここでは現実のスポーツと比較しながら、バーチャルスポーツの特徴について一つ一つチェックしていきましょう!
現実のスポーツでは、たとえばサッカーなら試合時間が90分、テニスならグランドスラムの場合なんと2時間から4時間という長丁場。
しかしバーチャルスポーツの場合は一つの試合はわずか数分でフィニッシュ。
しかも数分ごとに試合が行われているので続けてベットを楽しむことができます。スポーツを楽しみたい、でも早く結果が知りたいという人にはピッタリですね。
ライブストリーミングを提供しているブックメーカーでは、実際に映像で試合を視聴しながらベットを楽しむことができます。しかしライブストリーミングができるのは一部の試合のみです。
一方のバーチャルスポーツは全ての試合の様子をグラフィック映像で楽しむことができます。グラフィックの動きは非常になめらかで、特に動物もの、ドッグレースや競馬なんかは本物と見まがうようなリアルさ。スピードもあり迫力があります。人間はリアル、というほどではないかな・・・w
サウンドも凝っており、解説者の実況や観客の声援も臨場感を高めてくれます。
先ほども述べたように、バーチャルスポーツはスロットやRNGテーブルゲームのようにRNG(ランダムナンバージェネレーター/乱数発生器)で制御されています。RNGとは完全にランダムに数値を発生させるシステムのことで、私たちにゲームが完全に公正であることを約束してくれるものです。
🔰詳しくはこちらから👉RNG:乱数発生器の役割って?
よって現実に行われているスポーツのように、チームや選手のコンディションや天候、過去の実績などから分析して予想する、ということはできません。
RNGで勝敗が決まることから、バーチャルスポーツはブックメーカーで遊べる、ということに違和感を持つ人もいるかもしれません。現に、バーチャルスポーツをスポーツベットとは別のカテゴリーにしているサイトや、バーチャルスポーツを取り扱っているカジノサイトもあります。
例えば人気カジノ、ラッキーニッキーはスポーツブックはなくともバーチャルスポーツのセクションが、そして大手ブックメーカーであるピナクルではスポーツベッティング、カジノ、ライブカジノと並んで、独立したバーチャルスポーツセクションが用意されています。
バーチャルスポーツではそのスポーツ競技に関する深い知識は特に必要ありません。天候や相手のチームの研究、選手の得意や不得意なこと、チームの特徴などを詳しく知っていればいるほど有利にベットできる現実のスポーツとは全く異なります。
カジノをしていて、スポーツ系のゲームでもしようかな、という気になりサクッとベットを楽しめます。
すでに何度かバーチャルスポーツはRNGに制御されている、というお話をしてきました。ということは元も子もないことを言えば、これは完全なギャンブル。当たるかどうかはわかりません。
しかし大げさに言うとオッズに大きなヒントが隠されています。
ブックメーカーが低いオッズを付けているということはそのベットは比較的当たりやすく設定されているということ。逆に高オッズが付いているベットの場合、なかなか当たりにくいということです。
低オッズは低リターンだけど当たりやすい、高オッズは高リターンだけど当たりにくい。
スロット派なら低ボラティリティと高ボラティリティのゲームを使い分けて戦略を立てる人は多いでしょう。このバーチャルスポーツでもその感覚を忘れないようにベットしましょう。
高オッズは当たりにくい、とはいったものの、単純に設定されているオッズによって勝ち負けがわかるほど甘くはない。あくまでも当たりやすい、当たりにくい、という目安です。
バーチャルドッグレースにベットしたとき、この犬かっちょいい~、という好みだけで選んだ犬にオッズ10倍がつけられており、見事その犬が一着でゴールイン!オッズが2とか3とか4とかの犬もいたのにでかしたっ!という経験をしました。
最低オッズがつけられているものだけにベットすると勝率は上がりますが、RNGで制御されている以上、それでもかならず損失が生まれるようになっています。(そして何より面白くない・・・)プラスにするためには時には「ちょっとだけ」勝負に出ることも考えてみましょう。
負けが込んでくるとついつい損失を取り戻したくなるのが人の常。
バーチャルスポーツは短時間で気軽にベットできるので気が付いたときは思ったよりも予算をつぎ込んでいた、ということになりかねません。
必ず損切のポイントを決めて、今日はツイてない、と思うときは潔くあきらめて深追いはしないようにしましょう。
「スポーツ」とはいえ、やはりリアルの世界で行われているスポーツとはかなり異なるバーチャルスポーツ。現実のスポーツベットで調査や分析に疲れたときに楽しんだり、スロットやRNGテーブルゲームやビンゴ感覚でベットする、という楽しみ方もできます。隙間時間にサクッとベットできるのも魅力でしょう。
正直、疲れた時の箸休め的な要素のあるバーチャルスポーツなのですがw、グラフィックの繊細さやサウンドの臨場感などが思いがけず五感を刺激してくれます。このようにグラフィックが楽しめることから、普段あまりなじみのないスポーツ競技にベットしてみるのもいいかも、と思います。ものの数分で終わるので初めて触れるスポーツ競技でも負担が少ないですしね。
みなさんも自分なりの楽しみ方、見つけてみてくださいね!