日本のスポーツ振興くじ【toto】とブックメーカーでは、同じサッカーに賭けるにしても(バスケにも賭けることができるようになりましたが)、何もかもが全く異なります。
あ、訂正します。何もかもと言いましたが、ブックメーカーのベットの種類の中には【toto】と同じと言えるベットの仕方もありますが、賭け方の種類は比べ物にならないほどブックメーカーの方が沢山あります。
つまり、【toto】は「この試合の結果を予想しなさい」と指定されますが、ブックメーカーではあなたの好きな試合に好きな賭け方、自信のある部分に賭けることが可能です。
それだけでも「稼ぐ」ことを考えれば雲泥の差が現われますが、ブックメーカーでベットをするワタクシにとって【toto】はまさしく【くじ】だと思っています。
【toto】は宝くじでしょう。いや、【寄付】ですね。売上金の一部はスポーツ施設の整備や災害時の復興支援に使われているので、寄付だと思って賭けるものです。しかし寄付目的でない方には、絶対にブックメーカーでベットした方が勝てますし、稼げます。
【toto】とブックメーカーは同じようなものでしょ、と勘違いしている方は大間違い。寄付目的でtotoに賭けている人はこの記事はすっ飛ばしてOK、しかし勝ちたいと思ってる人は以下に述べる違いを見れば、ブックメーカーの方が稼げることが明確にわかるはず!
サッカーに賭けてみたい、totoってどんな賭け方なの?ブックメーカーの賭けは?という方に、両者の賭け方をまず解説しましょう。
totoは予想する対象が決まっています。totoの種類は主に3種類あり、それぞれ何を予想するかをまず解説しましょう。
ブックメーカーには各試合ごとに
などなど、とにかく多すぎるほどの予想ができるうえ、試合が始まってからもライブベットで賭けることが可能です。
もちろん、マルチベットやシステムベットと呼ばれる、totoのような賭け方も可能です。
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自信のあるベットをして勝つ!💪ブックメーカーで人気の賭け方
totoの場合は、選択したこれらの試合を予想してください、という賭け方ですが、ブックメーカーはあなたが賭けたい試合を選択できます。
totoは「ホームチームの結果」を予想してください、という賭け方ですが、ブックメーカーは「あなたがチームを選んで好きな賭け方」で賭けてください、となっています。
この違いだけでも、ブックメーカーの方があなたが詳しいチームの試合に賭ける、予想に自信のある試合にだけ賭けることができるので、的中率が違ってくることがお判りでしょう。
totoの予想する数と的中しなければならない数を見ると、率はとんでもなく低いことが想像できることでしょう。
totoの公式サイトにも、ご親切に的中率が載っています。
世界中にいるプロベッターでさえ、totoの13試合を当てるのは至難の業です。ブックメーカーで13試合を全て当てたら、高額配当でニュースになることでしょう。
5試合の予想ですら、全て的中する確率は1/243です。いや、これはもう寄付でしかないでしょう。稼ごうとする人が行うベットではありません。だから「くじ」なのです。
ブックメーカーでもtotoと同じベットをすることもできますが、その場合、当たる確率は同じですが、配当は高くなります。まずもって、このようなマルチベットで賭ける人は稼ぐ目的では行いません。運試し的な感覚じゃないでしょうか。稼ぎたい人は、自信のあるベットを選んで賭けています。
5つの試合を予想するなら、1つずつ予想して賭ければ、当たった試合の配当があります。もしくは、もっと当たりやすく2つや3つの予想を組み合わせます。
サッカーベットでの賭けが当たる確率は、あなたのサッカーの知識が高いほど確率も上がります。ワタクシはサッカーには詳しくありませんが、Eスポーツのベットなら70~80%の確率で当てることができます。これも、自信のある賭けのみを行っているからでもありますが。
稼ぎたい方、賭けるのなら勝ちたい、と思っている方、totoのような賭け方をしていては懐が膨らむことはありません。
配当を見てみましょう。totoは一口100円で賭けることができます。ブックメーカーも然り。100円、ブックメーカーによっては1円から賭けることもできます。
一口100円で賭けた場合、配当に違いはあるのでしょうか?
totoの中でも比較的当たる確率の高い mini totoの配当とブックメーカーの配当を比較してみましょう。
ちなみにtotoは、全試合が終わるまで配当金がいくらかは分かりません。当たった人が何人いるかによるからです。
対するブックメーカーは、賭けた時点で当たった時の配当金が分かります。
残念ながら、ブックメーカーは過去のオッズが見れないこと(オッズは変動するため)、そしてtotoは現在販売中の配当金が分からないので両者を同じ試合+同じ選択で比較することはできないのですが、mini totoの過去の強いと見られているチームが順調に勝った時の配当がこちら。
5つ全て当てても、2,290円です・・・
そして、ブックメーカーで5つの試合に全て強い方のチームが勝つと予想して賭けた場合がこちら。
$1を100円として考えると、100円で5,045円の配当があります。
totoと比べると、ブックメーカーの方が倍の配当があるのが分かります。
この配当金の違いに関する主な理由は、ビグ(還元率)によるものでしょう。
totoは人々が賭けて集めた金額の50%を配当金として分配しています。一方ブックメーカーの配当金は、85%~95%(ベットの種類による)を配当金として分配するようにオッズが設定されています。
胴元の取り分が大きいほど、賭けた側に戻すお金が少なくなる=当たっても配当が少なくなる、のは当然のこと。
ということで、totoはやっぱり寄付の意味合いを持った宝くじ感覚で買う、のが正解でしょう。mini totoくらいでは当たっても宝くじと呼べるほど大した金額が貰えるわけではありませんが・・・
バスケットボールにもベットできるWinner、コンピューターが自動で試合結果を選択するBIGくじも、共に還元率は50%です。
どちらも当たる確率は低そうです。
コンピューターが試合の結果をランダムに選ぶ【BIGくじ】においては、予想の楽しささえもありません・・・これこそ宝くじですね😐
Winnerはサッカーベットにおいては正確なスコアを予想するというもので、バスケットにおいては両チームの得点差を予想するという、こちらも予想の難易度は高いものです・・・
賭け金の一部をスポーツ施設の整備や災害時の復興支援に寄付したい方は、買ってみては?
スポーツくじという方法でなく、寄付したいだけ直接寄付してもいいですけどね。
敢えてブックメーカーのデメリットを語るなら、初心者がブックメーカーサイトを見て感じるのは「難しそうだな・・・」という事かもしれません。
いろんな賭け方ができるため、ベットの種類を知らなければ、ずら~っと並ぶ数字に後ずさりしてしまうかもしれません。
しかし勝者予想(勝ち/負け/引き分け)の予想なら、調べることもなく始めることができます。
だんだんと慣れていけば、この賭け方は美味しい、この賭けなら自信がある、というベットの仕方を見つけてベットし、さらに利益を上げればいいのです。
また、サッカーやバスケだけでなくテニスや卓球、野球や競馬、F1などにも様々なベットの仕方で賭けることができます。
ベットに勝ちたい、稼ぎたいなら、totoではなくてブックメーカーだと思いませんか?