著者: Tomo Tomo
掲載日    |   更新日

アジアンハンディキャップとは

基本情報

ジャンル:
ゲームガイド
ゲーム名:
/
ガイド難易度:
適用ベットカテゴリ:
一般スポーツ

ゲームスタイル

ライブゲーム
ソフトウェアゲーム
プレイヤー vs ハウス
プレイヤー vs プレイヤー

ブックメーカーのベット【アジアンハンディキャップ】とは

インドネシア主にサッカーで見られるベットの種類、アジアンハンディキャップ。

ブックメーカーのサポートをしていた時にワタクシの興味を引いたのは、その名前から。なぜ【アジアン】なのか???

このベット方法、始まりはインドネシアのブックメーカーで、「hang cheng betting/ハンチェンベッティング」として提供され、21世紀初頭に人気を集めました。

その後【アジアンハンディキャップ】と名前を変え、世界に広がったのです。

発祥がインドネシアだったので、「アジア」と付けたのでしょう。

アジアンと付いているだけに、通常のハンディキャップとは少し異なります。この違いを理解していない方も多く、実際にアジアンハンデでベットしているべッターさんでさえ「なぜ配当はこの金額になるのか?」という問い合わせがあることも、サポートとして働いていた時に少なくありませんでした。

このページで【アジアンハンディキャップ】がどのように機能するのか、通常のハンディキャップとはどう違うのか、を学びましょう!

アジアンハンディキャップとハンディキャップの違いは?

もともとハンディキャップの目的は、引き分けを排除するためにあります。

通常のハンディキャップは「+0.5」や「−1.5」といったハンディキャップ(ハンデ)が与えられますね。

そうすることで、1-1 の引き分けに終わった試合も、ハンデつけた後の結果は 1.5-1 や 1-0.5 となることで勝敗が明確になります。

小数点が付いたハンデが与えられるのは、そのためなのです。

ハンディキャップ

しかし、時にハンディキャップ、アジアンハンディキャップ共に、小数点の付いていないハンディキャップが与えられることもあります。

小数点が付いていない場合、ハンディキャップを付けた後でも、結果が引き分けに終わることがあります。

例えば、2-1 で終わった試合の1得点のチームにハンディキャップ+1 が付いていれば、2-2になりますね。

この場合、ハンディキャップ、アジアンハンディキャップ共に賭け金は返金となります。

アジアンハンディキャップとハンディキャップの最も異なる点

では【アジアンハンディキャップ】が通常の【ハンディキャップ】と最も異なる点は何なのか?

それは、【アジアンハンディキャップ】には ±0.25 や ±0.75 といったハンディキャップがあること。

引き分けを排除するためなら、±0.5 で十分なはず。なぜ ±0.25 や ±0.75 といった半端なハンディキャップがあるのか疑問に思う事でしょう。

この点が、【アジアンハンディキャップ】の特殊な点で、払い戻し金額に影響する点となります。

+0.25 と +0.75 のハンデでは、配当が変わるのです。

以下の【アジアンハンディキャップの払い戻しチャート】を見てみましょう。

アジアンハンディキャップ払い戻しチャート

色付けされていない「±」のハンディキャップは通常のハンディキャップと同じように払い戻されます。

ピンクに色付けされたハンディキャップは【アジアンハンディキャップ】特有のハンディキャップとなり、オレンジで色付けされた払い戻し方法が【アジアンハンディキャップ】特有の配当となります。

アジアンハンディキャップのハンデと配当表

<アジアンハンディキャップのハンデと配当表>

※「50%勝利」とは、賭け金に対する配当金の半額が支払われます。例えば、3.0オッズに$10ベットし、結果が50%勝利の場合は$15が配当として支払われます。

※「賭け金半額払い戻し」となった場合、$10ベットすると$5が戻されます。

ここでひとつ、例を挙げてみましょう。

実際の試合結果が1-1の引き分けで終わった場合の、−0.25ハンデと−0.75ハンデで賭けていた場合を比較してみます。

  1. あなたの賭けていたチームに−0.25のハンデを付けた後の結果が:1-0.75
  2. あなたの賭けていたチームに−0.75のハンデを付けた後の結果が:1-0.25

の場合、どちらも「負け」とはなるものの、

  1. −0.25 ハンデ(結果:1-0.75)ベットにはベット額の半額が返金
  2. −0.75 ハンデ(結果:1-0.25)ベットは「負け」とみなされ、ベットは完全に負け扱い

といった違いがあります。

一方、実際の試合結果が1-1の引き分けで終わった場合にハンデ+0.25 と+0.75 にベットしていた場合は、

  1. +0.25 ハンデ(結果:1-1.25)ベットには配当の半額が支払われる
  2. +0.75 ハンデ(結果:1-1.75)ベットには勝利として配当が支払われる

このように、+0.25と+0.75のハンデでは、配当に違いがあります。上の表を見ると、どのような払い戻しのパターンかが分かりますね。

ハンデが2つ?スプリットアジアンハンディキャップ

アジアンハンディキャップには、ハンデが2つ付いているオッズがあります。

WHのアジアンハンディキャップ

ウィリアムヒルのアジアンハンディキャップ

これはスプリット/Splitと呼ばれるアジアンハンディキャップで、これに賭けると自動的に賭け金は二種類のハンデに均等に賭けられます。

例えば画像の【チェルシー(-0.5 ,-1.0)オッズ1.89】に10,000円をベットすると、-0.5ハンデに5,000円、-1ハンデに5,000円を賭けたことになります。

この、スプリットアジアンハンディキャップは、ベット額が必ず2つのハンデに均等に賭けられ、どちらかを多めにすることはできません。また、どちらも的中する必要はなく、片方だけ的中でも払い戻しがあります。

スプリットアジアンハンディキャップへ賭けた場合の結果は、以下の5通りが考えられます。

  1. 両ハンデとも勝ち
  2. 両ハンデとも負け
  3. 片方勝ちで片方負け
  4. 片方勝ちで片方引き分け
  5. 片方負けで片方引き分け

ハンデを適用した結果が引き分けになる場合、その賭け金は返金となります。

例えば画像の【チェルシー(-0.5 ,-1.0)オッズ1.89】に10,000円をベットし、実際の試合が2-1でチェルシーが勝利したとします。

チェルシーのハンデ-0.5 と-1.0に半々に賭けているので、ハンデを適用した結果は

1.5-1 と 1-1 になります。

この場合、5,000円の賭けは「勝ち」となり、5,000円の賭けは「引き分けで返金」となるので、

勝ちベット 1.89×5,000=9,450 に引け分けベット額の返金 +5,000円 となり、14,450円が払い戻されます。

もしチェルシーが2-0で勝っていれば両方の賭けが的中となり、18,900円が払い戻されます。

最近のアジアンハンディキャップはシンプル化された?!

これが本来のアジアンハンディキャップですが、実際にいろんなブックメーカーを見てみると、最近のアジアンハンディキャップのマーケットには、±0.5 や ±1.5 などのハンデはよく見ますが、±0.25 や ±0.75 といったハンディキャップを見ることは滅多にありません。

そのかわり、スプリットアジアンハンディキャップをよく目にするようになりました。

bet365 アジアンハンディキャップ

ワタクシ自身もブックメーカーのサポートをしていた時には、アジアンハンディキャップについてスポーツブックマネジャーに質問しましたが、完全には理解できず、検索しても正しい説明をしているサイトも少なくて理解するのに時間がかかりました。

実際にアジアンハンディキャップで賭けているベッターさんでさえ、払い戻しのルールが分かっていなかった方もいるくらいですからね。そうなると、±1.25 や ±0.75のアジアンハンディキャップに賭ける人は少なかったのではないでしょうか。それで段々とシンプルになっていたのでは、と推測します。

日本語サイトのアジアンハンディキャップの説明でも、±0.25 や ±0.75のハンデに関して説明しているサイトはわずかで、通常のハンディキャップと同じ説明をしているサイトがほとんどです。

しかしこのページを読んだあなたは、アジアンハンディキャップの正しい知識を得たはずです!

ジャパンギャンブラーズからのコメント

アジアンハンディキャップの仕組みを理解した後に脳裏を過るのは

結局のところアジアンハンディキャップって何のためにあるのか?

という疑問ではないでしょうか?

ベットをする上で少しばかり退屈な「引き分け」という結果を避けるためなら、ハンディキャップで十分です。

アジアンハンディキャップ

それなのに人々がアジアンハンディキャップでベットする理由は、バンクロールのコントロールができるという特徴があるからではないでしょうか。

ワタクシは滅多にサッカーベットはしないのですが、ワタクシが毎日ベットしているEスポーツでアジアンハンディキャップが適用されたとしたら、バンクロールのコントロールと保険のように使います。

自分の中でそこまで自信のないハンデにベットする場合、ハズれた時のために半額でも賭け金の戻ってくるハンデにベットすることでしょう。

保険の契約をする際に、万が一のことが起こった際、−0.75ハンデ保険なら保証はありませんが、−0.25ハンデ保険なら積立金の半額が得られます。+0.25ハンデ保険なら積立金の半額を提供、+0.75なら積立金全額をお支払いします。どんな事態が起こりえるかを考えた上で、最も最適なプランを選んでください。といったようなものです。

大勝を狙わず、確実にバンクロールを増やしていくのには最適だと思えます。

さて、最後になぜアジアンハンディキャップはサッカー特有のベットとされているのでしょうか?

個人的な考えとなりますが、サッカーは他のスポーツに比べると得点の入りにくいスポーツですね。

Eスポーツやバスケ、卓球のように得点がどんどん入るゲームではないので、そんな試合の予想をより盛り上げるため、より多くの選択をベッターに与えるために生まれたのではないでしょうか。

サッカーファンのみなさん、アジアンハンディキャップを使って、バンクロールの管理とリスクマネージメントを行いながら、バンクロールを積みあげていきましょう♪

Tomo
著者について
幼い頃からトランプと花札に親しみ、パチスロ、競馬、競艇と、とにかく【賭ける】ことが大好き♡日本を飛び出しマルタに上陸、仕事を見つけるまでの1年間、毎日ランドカジノに入り浸りw。そのギャンブル好きが買われ、オンラインカジノ、ブクメのサポート、某大手アフィリエイトのメインライターを務めた後、ここ、ジャパギャンヘ!好きなゲームはテキサスホールデム、BJ、そしてEスポーツベット!ゲーミング業界人とプレイヤーという両方の視点から、皆さんに有益な情報をお届けします♪