著者: Tomo Tomo
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ブックメーカーのオッズ設定大解剖!オッズの仕組み・根拠・利益

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ブックメーカーのオッズ設定大解剖!知識は金になる!

オッズブックメーカーの目的は、オッズに利益を組み込み、どの選手/チームが勝とうとも利益を得られるようバランスを取ること。

オッズは試合結果の確率を反映して設定されているだけでなく、ブックメーカー側のリスクも考えられています。

このページではブックメーカーがどのようにして利益を上げるのか-その利益の計算方法、ビグ(VIg)とは何か、ベットによってオッズがどのように動くのか、ブックメーカーの利益が高い市場と低い市場など、オッズ設定の要因を網羅します!

オッズの表から裏までを理解して、ブックメーカー攻略に役立てましょう!

 

ブックメーカーのオッズの仕組み

オッズは利益を確保しつつ変動を減らし、試合結果の確率を反映するように設定されます。そのオッズは利益、そして試合に賭けることに魅力を感じてもらうための配慮が組み込まれています。

 

ブックメーカーはまず利益を設定し(例えば5%と仮定)、この利益を組み込んだ様々なベットのオッズを設定します。ベットに組み込まれた利益のことを「ビグ/Vig(Vigorish)」と呼びます。

各項目の確率を計算し、そこから利益ぶんを差し引きます。たとえば、ある確率の結果が3.0オッズの場合、5%の利益を差し引き、実際のオッズは2.90(配当3.0のうち1.0はベット額のため、2.0の5%)となるわけです。

 

両チームが互角の力量を持つ試合で、各チームの勝率が50/50だとしましょう。

この場合、オッズが2.0を超えることはありません。

コインフリップ単純な例は、コインを投げて表か裏かの結果に賭ける場合、Aさんが「表」に$10、Bさんが「裏」に$10賭け、勝った人が総賭け金$20を総取りとなるのがオッズ2.0です。

しかしこれでは、ブックメーカーの利益はありません。

そこで「表」が出たらオッズ1.9の$19の配当、「裏」が出てもオッズ1.9の$19の配当とし、$1はブックメーカーの利益としているわけです。

つまり、$20ベットが集まるごとに$1の利益があり、賭ける人が多いほど利益も上がる仕組みとなっています。

 

反対に、コインに歪みがあり、「表」が出る確率が圧倒的に多いとします。その場合、「表」のオッズは1.2、「裏」のオッズが4.2だったとします。

この場合、「裏」が出るとブックメーカーの損になるのでは?と思いますが、実際歪みのあるコインで10回のうち8~9回「表」が出る場合、圧倒的に「表」に賭ける人が多いことでしょう。

万が一「裏」が出ても、「表」の賭け金から配当と利益が得られるようにオッズは設定されているのです。

 

ブックメーカーのオッズの根拠

ブックメーカーはこれまでの統計データ、試合形式、そして人の意見(オッズトレーダーの意見や世間の意見)に基づいて確率を計算しています。

データが多ければ多いほど、ブックメーカーのオッズは実際の結果に反映する可能性が高くなりますが、過去の統計がない場合やデータが少ない場合、ブックメーカーはより慎重になり、オッズは実際に想定される確率よりも低くなります。

反対にサッカーの場合、全体的に多くのデータがあるため、より正確な結果に近いオッズを計算することができます。

 

しかし、過去の試合結果データはブックメーカーのオッズ設定において一側面に過ぎず、パンター(ベッター)やファンがどのくらいの確率で何に賭けるかを過去のデータに基づき予測され、バランスをとってオッズを設定しているのです。

 

オッズに組み込まれているブックメーカーの利益はいくら?

ブックマーカーのビグ(利益)は、その試合によって異なります。

ほとんどが5%~15%となっており、日本の公営ギャンブルに比べるとかなり良心的です。(公営ギャンブルとブックメーカーの違いが気になる方は👉こちらのページへ)

また、おおまかな勝率はオッズから知ることができます。

 

単純に 1÷オッズ でそのベットに対する勝率がわかります。

たとえば、オッズ1.4の場合、

 

1 ÷ 1.4=0.714

 

となり、このベットの勝率は約71%(実際にはオッズにブックメーカーの利益が含まれているので、71%より少し低め)

ブックメーカーのビグ

ブックメーカーのビグ

ここで、ブックメーカーの競馬で以下のようなオッズがあったとします。

このレースでのブックメーカーのビグはどのくらいでしょうか?

  • A馬:オッズ 4.33
  • B馬:オッズ 15.0
  • C馬:オッズ 6.50
  • D馬:オッズ 10.0
  • E馬:オッズ 3.50
  • F馬:オッズ 21.0
  • G馬:オッズ 4.5

計算方法は

( (1 ÷ 4.33) + (1 ÷ 15) + (1 ÷ 6.5) + (1 ÷ 10) + (1 ÷ 3.5) + (1 ÷ 21) + (1 ÷ 4.5) ) × 100)

つまり ↓

( 0.23 + 0.06 + 0.15 + 0.10 + 0.28 + 0.04 + 0.22 ) × 100)

つまり ↓

( 1.08 × 100) = 108

となり、100を超えた8%がブックメーカーのビグです。(合わせて読んでね👉ブックメーカーのビグと両チームの勝率を%で知る方法

 

この%は高いほどオッズは低くなり(もしくは選択肢が増える)、当てにくい、または当たっても配当が低いと考えることができます。

ブックメーカーの取り分が大きくて、還元率が少ないということですね。

 

変動するオッズ:損の無いように調整される

オッズは変動する

各試合のオッズはいろんな理由で変動します。

ブックメーカーの意図は、どのベットにも均等にベットが集まること。

ブックメーカーは大まかな確率の予測を立てることから始め、その上にビグを組み込みます。

しかしベットが一方だけに集まったとしたら、入ってくるお金は一方に偏ってしまいます。

よって支払い金を反対のベットから捻出するのが難しくなります。大口のベットがあった場合も然り。

これに対応するため、ブックメーカーは人気のベットのオッズを下げ、人気のないベットのビグを減らしてオッズを上げ、ベットを促します。(合わせて読んでね👉オッズの初期設定と変動を読んでベットする!

とはいえ、ブックメーカーはどのベットに人気が集まるかを把握しており、最初から「どのくらいのオッズだとベッターは魅力を感じ、均等にベットが集まるか」を踏まえてオッズが設定されています。

 

オッズに関するベットのススメ

ベットの種類によって、高いビグと低いビグが存在します。

シンプルなベットは変動が少なく、予想外の結果となる可能性が低いため、ビグが低い、すなわちベッターへの還元率が高い傾向にあります。

これは、ブックメーカーがバランスを整えるための努力がさほど必要でないのと、ラインのリスクが少ないため、5%程度のビグのことも。

そのため、プロのパンター(ベッター)がオーバー/アンダーベットやハンディキャップベットを好む理由の一つです。

プロはハンデベットを好むベットの選択が多くなればなるほど、ブックメーカーはばらつきやバランスをコントロールする必要があるため、ビグは高くなる傾向にあります。ゴールスコアラー、正確なスコアーなど、多くの選択肢があるベットがそれにあたります。

 

また、人気のあるスポーツイベントは低いビグが組み込まれています。

これはブックメーカーが他のブックメーカーと差をつけて儲けたいという願望から起こること。

 

ブックメーカー初心者やたまにスポーツベットをする方にとっては、低ビグのシンプルなベットをする方が、より良い確率で妥当な配当を得る可能性が高くなります。

とはいえ、それ以外のベットに「賭けるべきではない」という意味ではありません。あなたがそのスポーツに精通しているのなら、自信をもってベットしましょう!

 

オッズを見極める

ここまでじっくりこのページを読まれた方には、オッズは必ずしも真の勝率を表わしているのではないことがお分かりですね。

そう、ブックメーカーが裏でコントロールしていることもあるのです。

「この試合は当然このチームが勝つな」とベットするためブックメーカーのオッズを見てみると、「あれ?このチームの方がオッズが高い!?世間の予想は自分と反対なのか?」とベットを躊躇した経験はありませんか?

ワタクシも「プロがこのオッズを付けてるんだから、そうなのかも・・・」と、自分の予想に自信がなくなり、本来賭けようと思っていた金額を減らしたり、ベットするのを見送ったこともブックメーカーでプレイをし始めた頃によくありました。

結果、自分の予想は合っていて、後悔したことの方が多いかもしれません。

そこから自分のベットするスポーツについても、ブックメーカーについての知識も増え、今ではそんなことがあっても「やった!オッズ高い!これ美味しいベットじゃん♪」と躊躇うことなくベットできるようになりました。

あなたに賭けようとしているスポーツの知識があるなら、自分の予想を信じてベットするのみですよ!

 

「お気に入り」チームのベットには

お気に入りチームには

スポーツベットする方にとっての弱みとなるのが、お気に入りチームに対するベット。

スポーツファンなら皆、お気に入りチームや選手がいるもの。

忠誠心により、お気に入りチームが負けることにベットできないのです・・・

好きなチームが強いチームと対戦する際、負けそうな気が・・・とどこかで思いながらも、でも頑張ってほしい!という願いを込めてお気に入りチームにベットしてしまうもの。

そして、はぁ・・・(*´Д`) という結果。

ワタクシもずっと、お気に入りチームを裏切って対戦チームに賭けることはできずにいますが、他に良い案があります。

勝敗に賭けず、ハンディキャップに賭ける、またはオーバー/アンダーに賭けるのです。

強豪相手でもこれくらいは頑張ってくれるだろうから、これだけハンデがあれば(ベットには)勝てる!という考えでハンディキャップに賭けたり、オーバー/アンダーに賭ければ、好きなチームを裏切る後ろめたさもなく、ベットにも勝てば気分も晴れますよ!

 

ジャパンギャンブラーからのコメント

オッズが変動する理由オッズは統計、プロの予想、そしてブックメーカーの意図が総合されますが、チームや選手の調子/スランプに陥っていたり反対に勢いがあったり、メンバー変更などによる結果への影響は含まれません。

あなたがそのスポーツや選手に詳しいのなら、それらを考慮して導いた予想を、オッズを気にすることなくベットすべきです。

いくら多くの統計があって出されたオッズであっても、プレイするのは生身の人間(や動物)ですから、いろんな状況や影響により何が起こるかわかりません。

それがスポーツとスポーツベットの面白いところでもありますしね。

ブックメーカーのオッズの仕組みがわかれば、今後のベットの参考になると信じています。Good Luck!

Tomo
著者について
幼い頃からトランプと花札に親しみ、パチスロ、競馬、競艇と、とにかく【賭ける】ことが大好き♡日本を飛び出しマルタに上陸、仕事を見つけるまでの1年間、毎日ランドカジノに入り浸りw。そのギャンブル好きが買われ、オンラインカジノのサポート、某大手アフィリエイトのメインライターを務めた後、ここ、ジャパギャンヘ!好きなゲームはテキサスホールデム、BJ、そしてEスポーツベット!オンカジ業界人とプレイヤーという両方の視点から、皆さんに有益な情報をお届けします♪