ブックメーカーにはどちらの選手/チームが勝つか、の賭け方だけでなく、実に様々な賭け方があります。
オッズが低い固い試合でも、賭け方を変えることでオッズの高いベットが可能になります。
それがブックメーカーの面白さの一つ!
賭け方を変えて利益を上げる、もしくは不確かな試合では賭け方を変えてより確かなベットにすることができるのです。
ブックメーカーのベットの種類を知って、より賢く、より確実に稼ぎましょう!
どちらのチーム/選手が勝つか、もしくは引き分けになるか、に賭けるのが1X2ベットです。
また、引き分けのない試合なのに「1X2」ベットがある場合は、延長戦となった時点での勝敗を予想する賭けです。
例えば、チームAとチームBの試合で「チームAが勝つ」にベットし、従来の試合時間内/ラウンドで引き分けとなり、延長戦の末チームAが勝利したとしても、この賭けは「負け」となります。この場合、「引き分け」に賭けていると払い戻しがあります。
「1」に賭ければホームチームの勝ち、「2」に賭ければアウェーチームの勝ち、「X」に賭ければ延長戦となる、に賭けた事になることをお忘れなく。
ブックメーカーによっては、「延長戦(オーバータイム)を含む」と記載されていることもあり、この場合は延長戦を含んだ最終結果を予想することになります。延長戦を含んだ試合結果の予想なのか、含まない試合結果の予想なのかの確認を注意深く行いましょう。
最もシンプルな賭け方で、両者のどちらが勝つかを予想するベットを「マネーライン」と呼びます。
引き分けのない試合では、単に「1」「2」と書かれていたり、チーム名で書かれていたり、「マネーライン」と書かれていたりします。
引き分けのある試合で「マネーライン」や「1」「 2」のどちらかにしか賭ける選択がない場合、試合が引き分けに終わると賭け金は返金されます。
「1X2」の選択肢が3択なのに対し「マネーライン」は2択なので、オッズは「マネーライン」の方が低めの設定となります。
「マネーライン」ベットで説明した、引き分けのある試合なのに「マネーライン」や「1」「 2」のどちらかにしか賭ける選択がない場合、このベットを「ドローノーベット」と呼びます。
引き分け(ドロー)だった場合はベットはなかったことに(ノーベット)、という意味です。
引き分けに終わった場合は、どちらのチーム/選手に賭けていても賭け金は返金されます。
ダブルチャンスベットは、勝ち、負け、引き分けの3種類のベットから2つに賭けるベットです。
1X2の「1」と「X」のダブルチャンス、「2」と「X」のダブルチャンス、または「1」と「2」のダブルチャンスが可能です。
当たる確率が高いため、そのぶんオッズは低くなりますが、大きくベットする時におススメのベットです。
得点数/スコアー数/ゴール数/ラウンド数/セット数などに対してブックメーカーが提示した数字より、上(オーバー)になるか、下(アンダー)になるかに賭けるベットです。
小数点で表示されているのは、ちょうどの場合はオーバーなのかアンダーなのかという混乱を避けるため。あなたの賭けたチームが9得点だった場合、8.5オーバー、9.5アンダーとなり、勝敗が明確になります。
プロベッターも好んでベットするオーバー/アンダーベットは、試合の細かい予想ができること、オッズが他のベットに比べ高めの設定になっていることから、ワタクシもよくベットする賭け方です。
得点数/スコアー数/ゴール数/ラウンド数/セット数などが奇数になるか、偶数になるかに賭けるベットです。
頻繁に得点の入るスポーツでは、勝敗は運の要素が大きいベットとなります。
どちらのチームが何得点差で勝利するかに賭けるベットです。
「1でレスター・シティ」にベットした場合は、1点差でレスター・シティが勝利することに賭けたことになります。
ウイニングマージンは、ブックメーカーによって
といった表記をしているサイトもあります。
両者の実力に差がある場合、「ハンディキャップ」を足したり引いたりして実力を互角に近づけた賭け方です。
こちらもプロベッターがよく賭けるベットで、「ハンデ」と呼んだりします。小数点を付けることで、結果が引き分けとならないように考えられています。(たまに例外もあり、ハンデを適用した結果が引き分けになった場合は賭け金は返金されます)
以下の FURIA vs FunPlus Phoenix のマップ3の実際の試合が 11 – 16 で終わったとします。
しかしあなたが FURIA+5.5のハンデに賭けていた場合、ハンデを足した結果は【16.5 – 16】となり、勝利となります。
また、FunPlus Phoenix − 4.5のハンデに賭けていた場合も、結果にハンデを引くと【11 – 11.5】となり、こちらも勝利となります。
ハンディキャップもプロベッターが好む賭け方で、ワタクシも固い試合にはマネーラインよりオッズが高くなるハンディキャップベットをしています。
主にサッカーのベットで見られる「アジアンハンディキャップ」はハンディキャップと似ていて混合している人も多いようですが、同じではありません。
いろんなブックメーカーを紹介しているサイトでも、「アジアンハンディキャップ」がどのように機能するのかを正しく説明しているサイトは少ない印象です。
アジアンハンディキャップのハンデは∓0.5という小数点表示だけでなく、∓0.25や∓0.75といった表示もあります。
これが通常のハンディキャップとは異なり、配当の支払いもハンディキャップより少し複雑となります。
👩🏫「アジアンハンディキャップ」については別ページで詳しく説明しているので、サッカーベットを頻繁に行う方は正しい知識を得てくださいね♪
ブックメーカーによって呼び方が変わりますが、複数の試合を1セットとしてベットする賭け方です。賭ける試合の数は2つから無限大、好きな数だけ試合を組み合わせて賭けることができます。
ただし、マルチベットは組み合わせた全てのベットが当たらなければハズレとなります。
よって、シングルベットよりもリスクが高くなる分、当たった際の配当は各試合のオッズが乗算されて支払われるため、高くなります。
また、マルチベットは1つの試合の中から種類の違うマーケット(例えば、1つの試合で1X2、オーバー/アンダー、ハンディキャップをマルチベットというように)を組み合わせることはできません。必ず異なる試合を組み合わせましょう。
低すぎるオッズの試合で当たっても配当が低すぎる・・・といった固い試合を3~5試合組み合わせてマルチベットし、オッズを上げるという手をワタクシは使います。
また、10以上の試合をマルチベットして的中すれば、たとえ$1でもかなりの配当となるので夢のあるベットとなっています。
👩🏫マルチベットに興味のある方はこちらのストラテジーも合わせて読んでね!
マルチベットと似ていますが、システムベットはいくつかのマーケットを選択し、全てが的中しなくても配当のあるお得なベットです。数字の見方を知らないと複雑に見えますが、分かると何てことはありません。
複数のベットを選択し、システムベットの選択がある場合は「ダブル」「トレブル」または「2/3」「3/4」といった表示が現れるので、選択した試合数に対していくつ的中すると配当を得たいかを選択します。
たとえば、4つのマーケットを選択し、その中で3つは的中する自信があるとします。その場合、「トレブル」または「3/4」を選択すると「4ベット」することになります。
4ベットとなる訳は、4つのベット選択の中で3つが当たるコンビネーションは
ベット 1、2、3 | ベット 1、2、4 | ベット 2、3、4 | ベット 1、3、4 |
と4種類あるため。
ここで$10の賭け金を入力すると、$10x4ベットで合計賭け金は$40となります。
配当金は$164.01と表示されましたが、注意すべきは4つの選択のうち2つが的中すれば$164.01の払い戻しがあるわけではありません。$164.01は全て的中した場合の配当で、配当は的中したマーケットの各オッズを乗算して配当が出されます。
例えば「ベット 1、2、3」が的中した場合、3つのオッズを乗算し、
1.48 x 2.36 x 1.7 = 5.93 x $10 = $59.30 の払い戻し
となります。
「ダブル」(2/3や2/4など)を選択すると、選択したマーケットの中から2つのマーケット以上を的中させると配当があります。
アウトライトとは、大会やリーグ、トーナメントの勝利チーム/選手を予想するベットです。
通常、大会開始の1か月から数週間前にオッズが発表され、大会が始まるとベットが打ち切られることがほとんどですが、大会の初期段階であればベットができる場合もあります。
リーグやトーナメント、大会が始まる際、勝利チーム/選手を予想してベットするのがアウトライトですが、優勝しなくても上位入賞すれば配当金を得られるのが「イーチウェイ」ベットです。
イーチウェイベットではチーム/選手の実力により、何位までに入れば配当金があるのかも異なります。
一般に優勝する可能性が高いとされるチームや選手の場合、配当金があるのは2位までとなっており、優勝予測が困難とみられる大会などや、優勝の可能性が低いとみられるチームや選手の場合は5位までに入れば配当金があるなど、イーチウェイベットを選択すると詳細は確認できます。
こちらはフォーミュラ1、ルイス・ハミルトンにイーチウェイベットをした例。
ルイス・ハミルトン(オッズ1.68)を選択し、イーチウェイベットをする場合は「E/W 1/3 1-2」にチェックを入れます。
E/Wはイーチウェイの略、1/3は分数オッズ(フラクショナルオッズ)での配当の割合、1-2はハミルトンが2位までに入れば配当があることを示しています。
ベット数「2」の訳は、ハミルトンが優勝すること、そして2位までに入ること、の2つにベットすることになるため。$20ずつ賭けたので、計$40のベットです。
ハミルトンが優勝すれば、優勝にベットした$33.79と$24.40の両方、計$58.19が払い戻され、優勝を逃し2位になった場合でもイーチウェイ賞金の$24.40が払い戻されます。
オッズ1.68に対し$20を賭ければ配当は$33.60のはずなのに少し高いですね。また、1/3のイーチウェイ配当がなぜこの額になるのか疑問に思った方、これらの配当金はシステムが自動で行ってくれますが、計算法を知りたい方はまずオッズ表示をフラクショナル(分数)オッズに変えましょう。そして、以下の方式で計算します。
以上がブックメーカーでの主なベットの種類となります。
まずはあなたの賭けたい試合のオッズを見て、どのマーケットでベットするのが最も利益となるかを考えるのもブックメーカーでの楽しさの一つです。
この他にも、試合中にベットできるライブベットではライブベット特有、各ブックメーカー特有のマーケットも現れたりします。
いろんなブックメーカーでベットしてみると、あなたの賭け方やお気に入りのベットが充実しているブックメーカーが見つかるでしょう。
様々なベットを使いこなし、組み合わせてスポーツベットを楽しみ、利益をより膨らませてくださいね♪
さて、ワタクシもシステムベット2/3ベットしている1試合目が始まる時間なので、ライブベットをチェックしながらストリーミングで試合観戦してきます!
それでは、また♪